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はじめてのMikuMikuDance!

管理者:工藤P  MikuMikuDanceこと「MMD」の初心者向け操作解説ブログです。

14.動画を作ってみよう!・9~MMEについて 1

このブログで取り扱ってほしいこととして、希望の多かった「MikuMikuEfect」についての記事です。

MMDには、専用の「エフェクト」が存在します。
通常は動画編集ソフトなどで付加していく特殊な効果を、MMD上で付けてしまえるというもの。
色んな種類のものが膨大な量ありまして、職人さんたちの手で日々進化しております。

モデルに直接エフェクトをかけ、違った雰囲気にするもの。雨を降らせたり雪を降らせたり火を燃やしたり、パーツを光らせたり、MMDでは一種類しか存在しない照明や光を調節できるものもあります。

※ただし、エフェクトを自由自在に使うためにはそれ相応のPCスペックが必要となります。
ここでもやはりグラフィックボードの性能がモノを言います。ノートパソコンなどだと、使えないエフェクトは少なからずあります。
また、エフェクトを多用するとMMD自体の挙動も重くなるのが普通です。
エラーが出たり、表示されなかったり、表示が崩れたりする場合は、あきらめるか、PCを強化するしかないと思われます…



MiMikuEfect(以下、MMEと略す)を使用するには、まずMMD本体に専用のプラグインを入れます

VPVPWikiから最新版のMMEをダウンロードしてきましょう→ここから

DLしてきたものを解凍すると、拡張子「dll」のファイルが3つあると思います。

d3d9.dll、MMEffect.dll、MMHack.dllを「MikuMikuDance(8.06などバージョン名)フォルダ」の中に入れて、こういう状態にします。

f:id:mmderlife:20120126143117j:image

そしてMMDを起動します。
上手く行けば、画面右上に「MMEfect」の文字が出るはずです。

これで、MMEを使える状態になりました(これをしないと、いくらエフェクトをダウンロードして来ても使えません)。


MMEは膨大な数があるので、とても全てを紹介することなど出来ませんが…私がよく使用するもので、Xファイルを入れるだけで使えるものをいくつかご紹介したいと思います。

 

Diffusionエフェクト



画面の中の光を拡散させるエフェクト。なんとなくぼわっとした感じになります。無い状態よりも雰囲気が出るため、多くの人が使用しています。初めて入れると「おおっ!」ってなります。

使い方は、DLしてきたフォルダの中に入っている「Diffusion.x」ファイルをアクセサリ操作パネルから読み込むか、画面に直接ドラッグアンドドロップです。

f:id:mmderlife:20140104105241j:image

ここで使用しているのはそぼろさん作の「Diffusion7」です。背景に何も読み込んでいない状態で入れると背景が真っ黒になりますが、それは仕様です
おたもんさん作のディフュージョンは背景が黒くならず、そぼろさんのものほど暗い部分が強調されません。
同じ名前のエフェクトですがそれぞれ特徴があるので、その時々で使い分けてみてもいいかもです。

また、アクセサリ操作パネルの数値入力で、エフェクトの強度やぼかし範囲も設定できます。ボケすぎだよー!と思ったら0.5とかにしてもいいと思うし、逆に何枚か重ねがけしたりする人もいます。
軽い色調補正も出来るので、詳しくはエフェクト内のreadme・説明書を参考にしてください。
私はDiffusionの数値入力でちょっと画面を赤っぽくしたり青っぽくしたりするのが好きです(*´∀`*)

MMDのバージョン8から搭載されたアクセサリモード(※画面右下の「local」の文字をクリック→「global」→「accessory」でアクセサリを回転・移動アイコンで操作できるモードに)でXファイルの移動・回転が容易になった為に、エフェクトの数値操作もラクになりました。

Diffusionを入れた状態でアクセサリモードにし、移動アイコンをいじると面白いですよ(*´∀`*) (アクセサリ操作パネルの「登録」は忘れずに!)

 

SSAOエフェクト

SSAOエフェクトとは何ぞや?を語ると長くなるので…初心者向けにざっくり言えば「影の部分がもとの画面より暗くなるエフェクト」…かな…(自信なさげに)
えすえすえーおーというのが呼びにくいので、私は親しみをこめて「ササオさん」と呼ばせていただいております。
これもXファイルを画面にぶち込むだけで使えます。

f:id:mmderlife:20140104110152j:image

見ると、モデルや背景の木々の影の部分が暗くなっていることがわかるかと思います。

こちらも、アクセサリ操作パネルの数値入力で、かかり具合を調整できます。また、拡張子fxの「fxファイル」というエフェクトの本体にあたるファイル(エフェクトのフォルダの中に入ってます)を書き換えることによって、更に自分好みに調整をすることが出来ます。

fxファイルは「メモ帳」で開くことが出来、たいていどこをどう書き換えればいいのか開いた中に書いてありますので、勇気を出して見てみましょう!
私もいつも使うSSAOは、自分のお気に入りのモデルの顔の影がキレイに出るように数値を調整したものになっています。
(※ここではmqdlさん作のSSAOを使用しておりますが、ほかにもおたもんさん、そぼろさんにより配布されています)

参考記事:MMDにおけるSSAOみくだん



AutoLuminousエフェクト

そぼろさん作の、光るエフェクトです。
モデルやアクセサリは「材質」というもので出来ておりまして、モデラーさんがこの材質を設定することによってモデルの色とかツヤ感とか色んなものが表現されます。
「材質」の「反射強度」という数値が110以上になっているものがスパーンと光るよ!というのがAutoLuminousです。
なんか難しいこと言ってる…><と思った人は、モデラーさんが光るように指定したもんは、AutoLuminousを入れただけで光ると覚えましょう。それ以外の部分を光らせようと思ったら、自分で改造するもしくは別の方法(「エフェクト割当」を使います…のちほど記事を立てます)でないと光りません。
逆に「光らせたくないのにスゲー光るよおおおお!」っていう時は、反射強度を低くしてあげれば光らないわけです。

f:id:mmderlife:20140104121041j:image

光がわかりやすいよう、照明のRGB数値を全て0にし画面を暗くしています。
このモデルはAutoLuminousを入れれば指定の部分が自然に光る設定になっていますので、上のような画像になります(また、AL強という光が強く出るモーフが入っておりますのでそちらを使用しました)。


※改造自体は、PMDエディタもしくはPMXエディタさえ起動できれば、割と簡単です。モデルまたはステージ・アクセサリのreadmeをよく読み、改造OKの場合は改造しましょう。

反射強度が110以上じゃなくても割と高めの設定だった場合、入れただけでなんとなくモデルが明るくなったりもします。
そういう場合は、簡易照明というか…うっすらモデルを明るくするために入れたりすることもあります(私だけかもしれません)。アップのカットで顔を明るくしたい時、操作パネルでモデルの「頭」を設定したり、光りすぎる時は足首を設定したり…

例えば上の例画像では、特になにも設定せずに初期状態の「地面」に設定した状態になっていますが、これをモデルの「頭」に設定したりすると、もう少し画面が全体に明るくなったりします。


DOFエフェクト

DOFというのは被写界深度…わけがわからん。
簡単に言うとカメラで撮影する時、どこにピントを合わせるかを表現できるエフェクトになります。
MMDでそのまま表現をすると、遠いものも近いものも同じような状態で映ります。これだと、画面に奥行きを感じにくい。
DOFを使用し、どこにピントを合わせるか決めることによって、遠くの背景がボケたり、近くにあるものがボケたりします。

f:id:mmderlife:20140104113203j:image

一番上のDOF未使用画像は、モデルもバックの背景も同じ度合いで映っています。

二番目の、モデルの「全ての親」ボーンにDOFを設定した画像。モデルを中心に背景がボケているのがわかります。ライブっぽい場面で、このモデルだけを目立たせたい!時なんかにも使います。

三番目の、背景の中のパーツにDOFを設定した画像。手前に居るモデルがボケています。映画や写真なんかでもよくこういう表現を見かけるのではないでしょうか(モデルがボケるのをわかりやすくする為、かかり具合の数値を「3」に設定しています)。

f:id:mmderlife:20140104113844j:image

三番目の画像設定時のアクセサリ操作パネルは、こんな感じになりますね。

 

※エフェクト使用時に気をつけること

 

MMDには「描画順」というものがあります。

モデルやステージ、エフェクトなどを、どういう順番で重ねるかというものです。

エフェクト(Xファイルの場合)を重ねていく時、例えばDiffusion→SSAO→DOF という順番で入れるのと、SSAO→Diffusion→DOFという順番で入れるのでは、結果が異なる場合があります。

また、「一番最初に入れないと、ちゃんと表示されないよ!」「なるべく最後に入れて!」など、入れる場所を指定されているエフェクトもあります(readmeを読みましょう)。

そうでない場合は特に正しい法則性があるわけではないので、色々入れ替えてみて、仕上がりを試してみてください。

アクセサリ(Xファイル)の描画順は、メニューバー「背景」→アクセサリ編集 から変更できます。

 

 

とりあえず、非常によく使われるけど、名前の意味がよくわからず初心者が??となりがちなエフェクト四種をあっさりと紹介しました。今回はこれで…

 

以下、エフェクト配布者さんたちの配布先リンク(敬称略)

 

そぼろ SvrさんのSkyDrive

ビームマンP ビームマンのエフェクト置き場 - MainPage

おたもん  御琥祢屋 - MMD関連ファイル置き場

針金P  MikuMikuEffect FXファイル置き場 針金のブログ/ウェブリブログ

 

こちらの記事にて、主だったエフェクト配布へのリンクが紹介されています。

 

参考:MME分類付きリストと配布リンクえむえむでえ

 

 

●例にあげた画像に使用させていただいたモデル:hana式神威がくぽ  ステージ:海岸と夜空