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はじめてのMikuMikuDance!

管理者:工藤P  MikuMikuDanceこと「MMD」の初心者向け操作解説ブログです。

MMD「よくある質問」・1 ~「足首ぐるん問題」と「リップシンク作成ツール紹介

この項目では、生放送などをやっている時に、非常によくある質問への回答・参考リンクを並べていきたいと思います。
今回は「足首ぐるん問題」と「リップシンク作成ツール紹介」。


●モデルの足を高くあげた時に、足首がぐるんと回ってしまいます。


キックをさせたい時、チアガールの足上げのような動きをさせたい時、足をウェストの位置より高くあげたい場合は、誰がどうやっても足首がぐるんと回ります。これは構造上仕方ないことです。

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ただし、モデルの足回りの動きは「センター」「下半身」「足」「足IK」などのボーンのバランスで成り立っているものです。モデルを人間らしい動きに近づけるべく調整すると、足首ぐるんがある程度は直ります。
モデルを横から眺めてみて、センターの位置がおかしくないか(特にZ方向)下半身の向きがおかしくないか(脚を高くあげれば、下半身ボーンの向きは直立ではなく前に向かって浮き上がるように傾くはず)。この2つを直すと、足首ぐるんがややましになることが多いです。
また、足ボーン(足IKではない)の向きを変えてみるのも良いでしょう。

f:id:mmderlife:20140130075004j:image

それでもやはりちょっと不自然に足首が回転してしまっている、という時。

「モーションを作りたい!」場合は、なるべく「足IK」を回転させて直しましょう。
足首やつま先IKなど色々な補正方法がありますが、これらをたくさん使えば使うほど、最終的にわけがわからなくなってくる可能性があります!足IKで頑張ってみて、どうしても上手くいかない場合はそれらを使用してください(部分的に使ったあとは、それらの補正がいらなくなった場所で「初期化」して戻すのを忘れずに!)。

※もちろん使い慣れている方はどんだけボーンをいっぱい使って調整してもらっても構いません。最初のうちは、なるべくシンプルなボーンで作った方がわかりやすいと思うので、そう勧めるだけです。

「静止画を作りたい!」なら、どのボーンをどう使っても、その1カットで良く見えればいいと思います。




リップシンク口パク)はどうやって作るのですか?


モデルが歌を歌ったり、しゃべったりする時のあいうえおの口の動きをつけることをリップシンクと言います。

リップシンクは、いわゆる「手付け」(ツールを使わず、自分でMMDの画面を見て音を聴きながら表情モーフを調整して作る)で作成する人と、専用の便利ツールを使用して作る人がいます。
ここでは、比較的とっつきやすい便利ツールを紹介させていただきたいと思います。


1.MikuMikuVoice


MMDの作者・樋口さんが作ったツールで、「VPVP」でDLできます。(VPVPの下の方、1.6 なんちゃってツールというのがそれです)

f:id:mmderlife:20140130081253j:image

WAVファイルを読み込むと、青い波形が表示されます。「再生」を押すと音声が再生されるのがわかると思います。
「+」ボタンで表示を拡大し、音声を作りたい場所で停止し、波形の上を左ドラッグすると、波形の上がからし色…みたいな色で選択されます。
「この部分は『あ』の発音」というところを選択し、「発音」というボックスに「あ」と入力して「登録」すると、「あ」と書かれたボックスが表示されます。
この部分は「あ」と発音するように設定されました、という意味です。
このようにして、歌詞などの単語を入力・登録していき、最終的にvsqデータ(MMDに読み込める口パクデータ)として出力することが出来ます。
説明書を読むと色々細かく出来そうなのですが、私はそれを無視して(…)ざっくりと口パクデータを作りたい時に使用します。
ツールで最初から細かく作るよりは、おおまかに作ってMMDに持って行ってから細かく調整するのが私のやり方なので、このツールを結構使っています…

注※ちなみにこのツールで作ったvsqデータをMMDに読み込む時、何か上手く目当ての場所に読み込めないことがあると思います。
とりあえず何も考えずポンと読み込むと、キーフレームが赤く選択された状態で読み込まれると思うので、「コピー」してから「削除」し、お目当ての部分のフレームに移動し、そこに「ペースト」してから微調整するのがおすすめです…


2.FaceAndLips

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たぶんツールとして今一番使われているのがこれではないでしょうか。
MMM開発者のMoggさんが作った、MikuMikuVoiceの多機能便利版といった感触のツールです。
特筆すべきは、使用したいモデルをツールに直接読み込み、実際に表示させた状態で調整が出来ること。
バージョンアップを重ね、視野角まで調整できるようになっています。
そして、リップシンクだけでなく、それ以外のまばたきや笑いなどといった表情モーフの調整も同時に出来るのが特徴です。

FaceAndLips配布ページはこちら。
また、こちらのマニュアルにて詳しく説明されていますので、ここでの説明は省略させていただきます。
私も時々このツールのお世話になっています。

3.VmdLip

 

Takotuboさんが作った、打ち込んだテキストをそのまま口パクデータとして出力してくれるツール(配布は上の動画の動画説明文より)。
(テキストはひらがなで打ち込む必要があります)

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上の2つと違ってWAVファイルを読み込んでそれを参照しながら作ることは出来ませんが、長いテキストをひらがな打ちで入れれば出来上がるのがこのツールの魅力。

こちらの記事で紹介されているように、VmdLipとFaceAndLipsの合わせ技で作るのは上手いやり方かもしれません。
【MMDフルボイス部】プレスコ収録時の口パクの効率的な作り方呪怨P)



主なリップシンク作成便利ツールは以上です。
やりたいことによって向き不向きもあると思うので、いろいろ試してみて使いやすいものを選んでください。
慣れて原理がつかめたら、手付けにチャレンジしてみるのもいいと思います。



(※このほかにもRhythmicaLyricsという音ゲー感覚で作れる面白いツールがあるのですが、元のページにつながらない状態です…以下、VectorからDLはできるのでリンクをはっておきます)

 

http://www.vector.co.jp/soft/winnt/art/se416371.html