はじめてのMikuMikuDance!

管理者:工藤P  MikuMikuDanceこと「MMD」の初心者向け操作解説ブログです。

MMDから動画を出力するその前に! 忘れてないか?もろもろチェックリスト

モデルを読み込み、モーションを付け、カメラを付け、演出をほどこし…遂に完成!!
だけどちょっと待って!いざ出力の前に、忘れているあれこれはありませんか?

環境によっては、ものすごく時間のかかることもあるavi出力。なるべくならうっかりミスでのやり直しは避けたいところ。
また、初心者さんが見落としがちなあれこれも、ここで一緒にチェックしてしまえるよう、
「MMD出力前チェックリスト」を作ってみました!


0.何はともあれ、pmmファイルを「保存」したか

メニューバー「ファイル」から「上書き保存」。場合によっては即死につながることもあるので忘れずに。
何度も繰り返し出力する際、同じファイルに上書きを繰り返していくと、出力したaviファイルを別のソフトで開いたまま「保存」にしてしまうとMMDが落ちる(個人的には上書きは推奨しません><)。

1.座標軸を消し忘れていないか

 気付いた時の虚無感は異常。メニューバー「表示」から「座標軸表示」のチェックを外す。

2.「カメラ・照明・アクセサリ」モードになっているか

 モデル操作パネルから。各モデル選択モードだと、カメラやエフェクトなどその他、色々反映されない。

3.出力サイズは合っているか

 アスペクト比はもちろん、編集の都合でサイズを大きくするかしないかなど。メニューバー「表示」から「出力サイズ」。出力するフレームの数値も、メモしておいた方が間違いがない。

4.物理演算はオンになっているか

 通常編集時は「演算しない」などにしておく人が多いかと思います。メニューバー「物理演算」から「常に演算」。

5.モーションが「貫通」していないか

 モデルによって、身長、顔の大きさ、首の長さ、腕や足の長さ、ボーンの設定などは様々。それぞれまったく違うと言っても過言ではない。なので、あるモデルで破綻しないよう作られたモーションでも、違うモデルでは部分的に妙な動きになってしまうことは良くある。
 モーションを借りてきた場合、付属のテキストの使い方を良く読もう。「このボーンとこのボーンが入ってないと動きが変になります」という場合は、何とか努力してそのボーンを使いたいモデルに入れないと、まったく違う動きになることもある。
 また、頭の大きさや腕の長さの違いなどにより、あげた腕がモデルの頭をすり抜けたり、腰に当てているはずの手がボディにめり込んでいたり、貧乳のモデルで作られたモーションを巨乳のモデルに適用すると、腕が胸にめり込んでいる、なども良く見かける悲しい結果。…このような現象を「貫通」と呼ぶ。
 これらが放置されたままだと見ている方が悲しくなるため、ボーンを動かして、ちまちまと「貫通」を直してあげよう。努力あるのみ。

6.視野角はモデルに合っているか

 「視野角」についてあまり知らないままカメラを付けると、初期設定「45」数値のままで作ってしまうことがあるが、これはかなり大きめの数値。実際はよほど特殊な場合でない限りは、15~25程度が主流。詳しくは→5~カメラについてもう少し詳しく

7.照明の向きは適切か

 照明をまるでいじらずそのままにするよりは、場面場面で効果的に照明の向きを変えた方が効果的。詳しくは→6~MMDの照明について

8.影の色の設定

 地面に映る影の色も、初期設定(薄いグレー)のまま出力してしまうと違和感があることも。メニューバー「表示」から「地面影色設定」で動画に合った影の色にしよう。場合によっては表示しないのもあり(「地面影表示」のチェックを外す)。また、上の「照明の向き」により影の落ちる向きもまったく変わってくるので注意。

9.モデルのエッジ(輪郭線)の太さは適切か

 pmxモデルは読み込むだけで適切な太さにエッジを設定してくれるが、pmdではそうではないため、pmdモデルとpmxモデルを混在させた場合にエッジの太さが違ってしまうことがある。メニューバー「表示」から「エッジ太さ」。

10.物理演算が荒ぶりすぎていないか

 物理演算をオンにした際、ロングコートの裾やスカート、前髪や獣の尻尾などが激しく絡まったり、変な動きをしてしまうことがある。これは、モデルを複数読み込んでいる場合や、別のモデルを非表示にして同じ場所に置いている時、また「全ての親」でモデルを初期位置から大きく動かして配置した場合などに、モデルに仕込まれている「剛体(物理演算剛体)」同士が干渉しあったり、位置がずれたりして起きてしまう現象。

対策:
1.モーションは保存しておき、モデルを読み込み直す…(これで何とかなることもある)
2.裾が長い系のものは、モデルを選択→「全ての親」ボーンを選択→ショートカット「Z」で「移動」の矢印ハンドルを表示→ハンドルをマウスで掴んでフルフルと揺らす(人形を持って振るように)→裾が下りて落ち着く…
3.最初から最後までではなく一場面だけ出力したい場合、該当のフレームからきっちり書き出そうとすると出だしでブワッと風が吹いたように暴れることがある。この場合、少し前のフレームから書き出せばOK。

などなど…剛体の絡まりはなかなかの難敵。でも、これを直さないとすごく不思議な仕上がりになってしまうこともあるので、頑張ろう。


参考になる記事:物理演算がえらいことになってる動画モエ エ シャンドン


●エフェクト(MME)関連

1.エフェクトは全て表示されているか、描画順は間違いないか

 重い場合に切っておいたエフェクトなどを表示にする。描画順でまったく仕上がりの変わってくるエフェクトもあるので注意(※もちろん、モデルやステージの描画順も大事)。
 画質にこだわるなら、出力前に「ctrl+G」(セルフシャドウの精度があがる。重い動作なので、出力前にのみ推奨)してあるか、MMEのノイズ除去フィルタ「NL-Means」を入れてあるかどうか。

2.エフェクトのコントローラは非表示になっているか

GodRayやKiraKiraなど、pmd形式のコントローラ付属のものは、それらが非表示になっていないと時々そのまま足元に埋まっていたりして、出力後の虚脱感を呼び覚ます。モデル操作パネルから非表示にしておこう。

3.エフェクト割当が正しく設定されているか

エフェクト干渉などにより各タブで設定した割当を、ちゃんと読み込んでいるか(私はよくemmファイル適用を忘れます…)。


とりあえず以上。また何か追加がありましたら、足していこうと思います。